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アトピー(アトピー性皮膚炎)は現代では成人だけでなく赤ちゃんや乳幼児・子供のアトピーも問題になっています。アトピー治療は、漢方や温泉治療もありますが、何といってもステロイド剤の使用について正しい知識が必要です。アトピーの専門病院や専門医や皮膚科などで相談してください
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アレルギーとは免疫反応が自分の体に不利に働いてしまう病気です。人間の体には、異物であるもの(抗原またはアレルゲン)が体内に入った際に、それに対抗する物質(抗体)を作り、抗原を排除するシステムが存在します。このシステムの反応を抗原抗体反応とか免疫反応といいます。これらの反応は、抗原に対して適切に機能すれば、「生体防御」なのですが、過剰に反応し、生体防御の範囲を「逸脱」した場合はアレルギーとなり過剰な反応を示すのです。
多くのの人が異常な反応を示さない物質に対して、アレルギー体質の人は過剰に異常な症状や反応を示す特別な体質(アレルギー体質)なのです。

アレルギーはその症状・機構によってI~IV型の4つの型に分類されます。狭い意味での「アレルギー」という場合、多くはI 型のアレルギー反応をいいます。
I 型アレルギーは即時型で、抗原が作用して15分~12時間ぐらいの短時間でアレルギー反応が起きます。食物アレルギーは、このI 型アレルギーの反応で、初めのアレルゲンの侵入により多量に作り出されたIgE抗体が、再度のアレルゲン侵入時に反応し、その結果マスト細胞から化学伝達物質が放出されることで発症します。このように、食物アレルギーは、事前に産生されたアレルゲンに反応するIgE抗体が、アレルゲンと抗原抗体反応を生じることで出現します。
現在アレルギーというと、食物、金属、鼻炎、アトピー(アトピー性皮膚炎)、紫斑病、ダニ、職業性、カビ、犬猫などの動物、ラテックス、結膜炎、喘息など多くのアレルギーがありますが、単に食物アレルギー一つとっても、卵、そば、小麦、牛乳などその種類は様々です。
厚生労働省が行った「保健福祉動向調査」によると、何らかのアレルギー症状を発症しているのは、約3人に1人という結果も出ています。
東京都内では80%を超える家庭で、アレルギー症状のある人が家族にいるという回答です。しかもさらに「まだ発症していないがアレルギー体質の人」もいるとすると現代社会では、日本人の過半数がアレルギー体質になっているとも考えられます。「自分はアレルギー体質だとは思っていなかった」ような人たちが次々と発症し、花粉症・アトピーなどは、右肩上がりに増え続けているのです。
かつては「アレルギー体質」は主に「遺伝」の側面から考えられていました。しかしあまりに急増で、それでは説明がつかない状況です。そこで特に戦後数十年の間に日本に起こった生活習慣や環境によって、体質そのものが変化し始めていると指摘されています。具体的には、食生活、住宅、公害、ストレスなど。しかし現段階では、明確なアレルギーの原因は解明されていません。

◇現代日本の主な三大アレルギー
・花粉症
・アトピー(アトピー性皮膚炎)
・気管支喘息

アレルギーで心配なのは「体質だから仕方ない」と治療を諦めてしまう人が多いということです。アレルギーという病気は新たな症状に進行することがあるという事があるので、根気強く治療を続けることが大切です。
まずはアレルギーの専門医にご相談されてみてはいかがでしょうか。
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ハウスダストはアレルギー性疾患の原因として有名ですが、その実体は家庭のハウスダスト(塵)のことで繊維類や鉱物類、人や動物の皮垢、動物の毛、タバコの灰、細菌、カビなどが含まれています。ハウスダストでも室内のチリダニがハウスダストアレルギーの主な原因であると言われています。
室内のチリダニは人や動物のフケなどのハウスダストを栄養源としているので、ダニ対策とハウスダスト対策は同じ意味合いになります。
日本でハウスダストアレルギーを起こす原因物質は主にヤケヒョウダニ・コナヒョウダニの2種が、アレルギー性の喘息、一年中持続するアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎の原因としてあげられます。

ハウスダストアレルギーの症状は、鼻水、くしゃみ、そして夜間の鼻閉による口呼吸、口の渇きで目が覚める、寝られない等です。
また就寝時、夜明け、起床時の咳、喘鳴、呼吸苦なども併せて出現するケースも多くみられます。ハウスダストアレルギーの方、特に喘息の方は、これまでの季節の症状を思い出し、早めに耳鼻科やかかりつけ医を受診して鼻炎や喘息に対応されることをお勧めします。

梅雨の季節、冬季の温風の出る暖房器のある空間などは、特に家庭内におけるハウスダストアレルギー対策は大切です。じめじめと湿気が高く気温が25度前後の適温になると、ヒョウヒダニの繁殖に適した環境なので、ハウスダスト濃度が上がります。ハウスダストアレルギーを持っている方は注意しないといけない時期です。
アレルギー対策の基本は花粉症と同じで抗原を回避する事ですが、ダニの場合には花粉と違って家の中ですから、ダニを減らすという事も重要になります。
殺虫剤でダニを殺してしも、ダニは死骸もフンも抗原性があるので解決策にはなりません。
ダニを減らすためには掃除をまめにするというのは勿論大切ですが、いくら掃除をしてもダニを完全に排除することは不可能なので、ダニが繁殖しにくい環境作りが大事です。
ダニの繁殖しにくい環境にするには、ダニの餌となるホコリのたまり易い環境を減らす事です。

◇ダニの繁殖しにくい環境つくりのポイント
 (=ハウスダストアレルギー対策)
・床は板張り(フローリング)にし、カーペットや絨毯は敷かない
・ソファは革張りかビニール張りのものにし、布製のもは置かない
・布団ではなくベッドにする。ベッドカバーや掛布団カバー、枕カバーは防ダニ素材のものにする
・カーテンはやめてロールブラインドにする
・寝室は空気清浄機を24時間使用し続ける
・ホコリの出る場所に近づかない、大掃除や引越しなどは極力参加しない
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