忍者ブログ
アトピー(アトピー性皮膚炎)は現代では成人だけでなく赤ちゃんや乳幼児・子供のアトピーも問題になっています。アトピー治療は、漢方や温泉治療もありますが、何といってもステロイド剤の使用について正しい知識が必要です。アトピーの専門病院や専門医や皮膚科などで相談してください
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アトピーの治療に使われる塗り薬にはステロイド剤と非ステロイド剤の2種類があります。
このうちのステロイド(副腎皮質ホルモン)剤には、炎症を起こして痛んだ皮膚を正常に戻す効果がある反面、副作用が強いのも特徴です。
ステロイドはアトピー性皮膚炎を治すものではなく、炎症(赤み・かゆみ)を一時的に抑えるものです。短期間に使えば炎症が抑えるというすばらしい効き目があるものの、慢性的に使い続けると最終的に効きにくくなるし、やめればリバウンド(アトピー症状が急激に悪化する状態)をおこすことがあります。
仮にステロイドによるリバウンドを離脱できても、もとからあるアトピー症状そのものが治るわけではありません。あくまでステロイドにより皮膚炎がおさまるだけなのです。
したがって、ステロイド剤がアトピーの治療に効果があると言っても、ステロイド剤をむやみに使うのは危険です。

◇ステロイドとは
ステロイドは、副腎皮質から分泌される生命維持に欠かせない非常に重要なホルモンです。しかし、それを常に外から人工的に与えると、副腎がなまけ、自分でホルモンを作らなくなってしまいます。そして、ますますステロイド剤に頼るようになり悪循環となってしまうのです。

◇ステロイド剤の常用はアトピーの治癒を長引かせる
重症で治りにくいアトピー性皮膚炎の患者が増えているといわれています。このような人たちのほとんどは、ステロイド剤を常用し、からだや皮膚の抵抗力が落ちてしまった人たちです。また、ステロイド剤を常用すると、
・顔が満月のように丸くなるムーンフェイスになる
・毛細血管が拡張する
・皮膚がもろくなり出血しやすくなる
・皮膚が薄くなる(肌のみずみずしさを保つコラーゲンやエラスチンを作る元となる繊維芽細胞が壊される)
・糖尿病や胃潰瘍になりやすくなる
・副腎の機能を落とす
・ステロイドを自分で作らなくなる
・体の免疫力を低下させる

などの、副作用もでてきます。そして、皮膚そのものを萎縮させてしまい、ますますアトピーを悪化させてしまうこともあります。
PR
[PR]プロアクティブ 無料お試し草花木果 トライアルアテニア トライアルオルビス トライアル 忍者ブログ [PR]